シェルボーン・ムーブメントについて

SDM(Sherborne Developmental Movement)
「シェルボーンの発達のためのムーブメント」について


シェルボーン・ムーブメントについて



■すべての子どもたち、幼児そして身体が不自由であったり、発達の遅れ、情緒や行動上の問題のある発達障がいのある子どもたちや、青年、高齢者のために

ヴェロニカ・シェルボーンにより創案された、「シェルボーンの発達のためのムーブメント」は、年齢や障がいがある、ないにかかわらず、子どもたちにあっては、自分自身の身体と空間を認識し、他者との人間関係の取り方を教えてくれる実践的な活動です。

また、青年や高齢者にあっては、自分の身体に“くつろぎ”を感じ、安心して他者とのかかわりを楽しめる方法です。


■ムーブメントの活動経験は

すべての子どもたちが、子どもたち自身の身体に自分自身を感じることによって、身体をコントロールする能力を獲得し、よい人間関係を形成していく必要があります。

これらを達成するために、特に発達の初期から、さまざまな制限をうけて育ってきた子どもたちが、主体的に大きな発達を得るための脳の基礎を築くことを目的にしたムーブメントの活動は集中的に、かつ継続して行われることが大切です。


■活動は

ヴェロニカ・シェルボーンの師である、ルドルフ・ラバンの人間の動きの哲学と理論に基づいて、さまざまな動きの質を経験することに注目して活動がすすめられます。

この活動経験をとおして、個々の身体的コンロトールだけでなく、人間関係のスキルを提供しています。自己と他者への信頼の獲得と創造性は、ムーブメントの重要なテーマです。


■特別な道具は必要ありません

道具は、しっかり安定した床面があれば十分です。パートナーとなる他の人との身体と精神がむすびついた活動経験です。それはお母さんとお子さんであったり、同士であったり、先生と生徒さんであったりします。音楽は使いません。